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サイクリングロード「いわき七浜海道」南進アイデア 北茨城、高萩と連携密に

 いわき市の復興サイクリングロード「いわき七浜海道」について、南端の勿来の関公園から県境を越え、茨城県北茨城市や高萩市に延ばすアイデアが1日、関係する3市の間で共有された。
 道路環境の課題はあるが、常磐3市(いわき、北茨城、高萩の各市)の持つ魅力を生かしながら、インバウンド(訪日外国人)をはじめとする観光振興につなげていく考えだ。
 いわき市と茨城県北茨城、高萩市による「広域観光行政連絡協議会」の令和8年度総会が同日、高萩市役所で行われ、サイクリングロードを巡る話題を繰り広げた。総会には内田市長、北茨城市の鵜沼聡副市長、高萩市の大部勝規市長が出席し、各市の担当者とともに、観光行政のあり方について意見交換した。
 サイクリングロードの南進は大部市長が呼びかけ、高萩市の名所・花貫渓谷まで延伸する構想を提案。鵜沼副市長からはいわき市・北茨城市境の国道6号が狭いため、県道日立・いわき線や、整備が進む勿来バイパスの活用が示された。
 こうした意見に内田市長も賛同。台湾からの観光客を含め、いわき市が自転車を用いた観光「サイクルツーリズム」に力を入れている様子を紹介した。
 いわき七浜海道は、勿来の関公園から久之浜防災緑地までの総延長約53km。浜通りを縦走する自転車観光道「ふくしま浜通りサイクルルート」(全長約178km)の一部として、早ければ今夏にも国による「ナショナルサイクルルート」に指定される見通し。
 会議の席上、昨年度手がけた学生による地域プロモーション動画を上映。いわき市からは磐城農業高の生徒が作ったショート動画として、植田や勿来、田人の魅力を盛り込んだ映像となっている。
 動画はそれぞれ、iTube(いわき市公式動画チャンネル)、おいでよ!北茨城市観光協会、高萩市公式チャンネルの各ウェブで公開されている。
 また本年度の事業計画案を承認し、新たに常磐3市に共通する炭鉱遺産に関して、観光コンテンツとして生かしていくため、専門講師を招いた学習会の開催を決めた。
 (写真:常磐3市の観光について意見交換した内田市長ら)

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