いわき市民はリサイクルに対する理解が深い。2024(令和6)年度のリサイクル率は県内13市で1位。ごみ排出量を巡っては適正な分別と合わせ、減少傾向にあるとし、市議会6月定例会では内田市長が「ごみの再生利用と排出抑制が着実に進んでいる」と説明した▼この時の答弁で興味深かったのが、海外からも、いわき市の取り組みは評価されている点だ。5月に国際姉妹都市・米国ハワイ州カウアイ郡を訪問した際、現地の行政関係者から「いわき市から学びたい」との意見が寄せられたという▼そうした動きを後押しするかもしれないのが、10日に内郷高坂町にオープンした「ジモティースポットいわき」。いわき市初となる官民連携型のリユース(再利用)拠点だ。不用品を処理したい人が施設に持ち込むとともに、行政が住民への周知に取り組む▼使えるものを必要な人のもとへ。行政と市民が手を携え、いわきの街から循環型社会を実現していきたい。