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片隅抄

2011.07.22

 台風の影響で、梅雨明け後の猛暑もひとまず落ち着いている。子供たちにとって心躍る夏休みも、今年は震災、原発事故が影を落とす。汚染水が流れ込んだ海、ホットスポットが不安な山間部など▼無色透明の恐怖。なんとも厄介な放射線物質だ。降雨におびえ、しみこんだ土壌の撤去に頭を悩ます。そんな中、いわき勿来ロータリークラブが勿来地区の小中高校、保育園(所)、民間団体に放射線測定器を贈った▼国際ロータリー財団の人道的補助金プログラム「マッチング・グラント制度」が適用されたもので、購入額約380万円は国内外のロータリアンからの善意だ。通常価格は1台10万円以上という。「高価なもので、なかなか購入できなかった」とPTA関係者▼震災後、数万円から数千万円単位の善意がいわき市に寄せられている。そのたび「市民のため、有意義に使わせていただく」。民間団体よりも先に、子供のいる市内全施設に配れなかったものか。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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