「いわき・わくわくしごと塾」のたいら編が21、22、23の3日間、本社などで行われた。しごと塾は、市教委といわき芸術文化交流館「アリオス」の共同企画で、子どもたちが職業体験を行い、体験内容をアーティストたちと作品化する▼本社には小学4~6年生10人が訪れ、「新聞ができるまで」をテーマに、取材や紙面の製作、印刷など、新聞社の一日を体験した。受け入れ側として取材先の手配や引率などを行ったほか、子どもたちからの質問に答えるなどした▼4年ほど前になるだろうか。新任校長の取材である小学校を訪れたときのこと。5年生が授業で「新聞記者の仕事」について学ぶため、取材の様子を見せてほしいと言われた。快諾はしたものの、参考になったかどうか▼どちらも子どもたちの目が輝いていたのが印象に残っている。今回のしごと塾では、本社での体験内容などで映画にまとめるという。どんな作品になるか、12月22日の発表会が楽しみだ。