東京マラソンが24日に、都心を走る42・195㌔で開かれた。風がやや強そうだったものの、競技ランナーや市民ランナー約3万6000人が都心を駆け抜ける様子をテレビで見た▼東京マラソンのスタートなどを見ていて、10日に開かれたいわきサンシャインマラソンを思い出した。サンシャインマラソンの出場者数は今回からワールド・マラソン・メジャーズに加わった東京マラソンには及ばないが、沿道などでの〝おもてなしの心〟は負けていないと思った▼以前は42・195㌔のフルマラソンなど、次元の違う話だった。今では市民ランナーが増えてきているようで、大会が近くなれば当然だが、日ごろもランナーの姿をよく見かけるようになった▼走ることが健康にいいことだとは分かってはいるが、なかなか実行に移せない。走ることよりも、緑色のフェアウエーの中を歩いている方が気持ちがいいと感じてしまう。体をリセットするために少し走ってみようか。