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片隅抄

2011.07.04

 原発関連本が売れている。それは、事態が単なる興味・関心を超えた、人命にまでかかわる問題であるからにほかならない▼30年近くも前になるが、偶然見た雑誌に載っていた「グラブのように肥大した手」が忘れられない。米スリーマイル島原発事故で被ばくした男性の手だった。「原発は怖い」と感じた最初だった▼そして程なく「チェルノブイリ」があり、また、何もしていないのに、いわきに住んでいるということでもらえる原子力立地給付金も気になっていた。でも当時、原発に関する「安全神話」を信じていた人もまた多い。それが完全に裏切られたのが今だ▼福島県は美しい自然と豊かな山海の産物が自慢の、文字通り幸福な地であったはず。それがいまや、目に見えず、痛くもかゆくもない、なのにその怖さが計り知れないものに脅かされる日が続いている。「ほんとうの空」のもと「サンシャインいわき」を満喫できる日はいつになるのか、まだ見えない。

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