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片隅抄

2011.08.08

 6日朝、広島市長の平和宣言に耳を傾けた。「脱原発」に踏み込めない苦悩が窺い知れた▼背景の1つに、これまで同宣言が核兵器は否定しても、核の平和利用に反対の姿勢を示したことがなかったためだと思うが、だからこそ「裏切られた」と感じた被爆者も多いと察する。そうした人々の悔しさを、原爆体験の声に合わせて世界へ届けてほしかったとの思いが残った▼なぜならその思いは、今この地で原発事故の被害に苦しむわれわれと共有できるものだからである。そして3月以降の「被曝者」の将来に及ぶ苦悩を、真に想像できるのは、66年前の「被爆者」をおいてほかにないと思うからである▼「フクシマ」の歴史は始まったばかりだが、人として第一に学ぶべきは、やはり「ヒロシマ・ナガサキ」の被害にあると考える。「核と人間は共存できるのか」を問い、世代を超える大禍と地球環境を鑑みた、国のエネルギー政策の方針の決定が急務なことは言うまでもない。

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