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片隅抄

2020.8.25

昭和38年1月20日付本紙1面で「山ゆりの絵を贈られる」という小川小・中学校戸渡分校の記事が大きく取り上げられている▼贈り主は当時、間組社長だった神部満之助さん。同社が静岡県の大井川上流に井川ダムを建設し、その記念碑を建てる際、周囲をユリの花で飾りたいと37年1月、分校に球根を依頼したことがきっかけだったと記事は伝えている▼皇居に造詣が深い神部さんだったから分校が皇居へ34年に2千個、36年にも300個のヤマユリの球根を献上したことは百も承知だったはず。分校では37年にまず20個を、その年の秋には100個の球根やイワナ、キノコを神部さんに届けた。感激した神部さんがそのお礼にと同年12月23日、当時の皇太子さまの誕生日に絵画を贈ったのだった▼この「戸渡の百合咲く皇居遠望」は、昭和12年に日本漆絵協会を設立し新しい絵画表現に取り組んだ片山佳吉画伯の作品。これらをはじめ貴重な資料が分校に取り残されている。

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