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片隅抄

2012.07.16

夏休みが目前だ。子どもたちには、楽しみがたくさんある一方、悩ましいのは学校の宿題だろう。自身を思い起こせば、一番やっかいだったのは読書感想文か。読めず書けずで、毎年ぎりぎりまでかかったものだ▼今夏何を読むか思案中の中高生へ―いわきの若者に、ぜひ読んでほしいと思った本がある。重松清の『希望の地図』、「3・11から始まる物語」という副題のついたドキュメントノベルだ▼いじめに遭い不登校になった中学生光司が、フリーライターの田村と一緒に、岩手・宮城・福島の被災地を巡るストーリーで、2人は「希望とは何か」を考えながら旅する。いわきにも来て、アクアマリンとハワイアンズの再開までの軌跡を取材する▼「被災地から受け取ったバトンをつなげていってほしい」、田村(大人)が震災後の長い時を生きていく光司(子どもたち)に託す思いが込められていた。そして発刊は、今年3月11日。ここにもメッセージのある1冊だった。

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