9月に入り、半月近くが経過しようとしているが、全国的に厳しい残暑に見舞われている。いわき地方でもご多分に洩れず、暑い日が続いている▼二十四節季の立秋や白露をすぎ、暦の上では秋になっているはず。12日までの気温を調べてみると、小名浜では、1日に31・5度の真夏日を記録したほか、29度を超えた日が6日間あった。おそらく本社のある平周辺では30度を超えていると思う▼いわき水産振興と江名郵便局によるふるさと小包「生さんまゆうパック」の第1便が4日、全国各地に向け出発した。昨年は東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、例年の半分程度の販売実績だった。今年は、事前受注で回復傾向にあるという▼いわきでのサンマ水揚げはまだだが、ゆうパックの第1便が出発し、観光梨園が8月にオープンするなど秋の味覚の話題が出てくるようになった。風評被害はまだまだあるが、払拭に向け「地産地消」を心がけよう。