12日の日曜日は「母の日」だった。カーネーションを始めとして、子どもたちからは大好きなお母さんへ、心のこもったプレゼントが渡されたことだろう▼弊社ではこの時期、市内の園児を対象に公募した「お母さんの似顔絵展」を実施している。今年で38回目。少子化の影響で応募作品は少しずつ減少傾向にあったが、今年は昨年より88点多い1595点が寄せられ、主催者としてはうれしい限りだ▼審査委員長を務めた版画家の坂本勇さんは「お母さんへの思いが伝わる作品ばかり」と講評。抄子もお母さんへの愛情の深さがよく分かる絵に、心が温まる感じがした。今回公募された作品は6月14日からエブリア、いわき・ら・ら・ミュウで展示される▼ところで来月の第3日曜日は「父の日」。母の日と比較して印象は薄い。なぜはさて置き、贈り物をしないまでも感謝の言葉ぐらいはどうか。子どもからありがとうと言われて、うれしくない父親はいないはずだ。