けさ、市役所の前を通ってきたら、2月9日に開催される「第5回いわきサンシャインマラソン」までのカウントダウンボードがあと「15日」と表示されていた▼第1回大会はコースのそこここに前日までの雪が残っていた。しかしボランティアらの献身的な雪かきのお陰で無事本番を迎え、天気も味方して素晴らしい大会となった。それ以降、毎回〝サンシャイン〟にふさわしいマラソン日和の開催が続いている▼大会が近づくにつれて、市内では朝に夕に沿道を走るランナーの姿が増えてきた。この風景が決して一過性ではなく、年間を通して見られることにいわきのマラソン、ジョギング文化の成熟を感じる▼第3回大会では原発事故の影響もあって開催が心配されたが、参加することによって被災地を激励しようという大勢のランナーが駆け抜けた。そして震災の傷跡が残る沿道に詰めかけて一生懸命声援を送る市民の姿。復興していくいわきを見せる感動の日は近い。
片隅抄