きょう4月1日から新年度を迎えた。市では、新規採用職員や異動職員への辞令交付式が行われた。20年前の入社当時を思い出しながら、取材を通して新年度のスタートを実感した▼4月を迎えると、入学式シーズンなど、春を感じさせられる。日曜日は荒れた天候だったが、3月中旬ごろからは、小名浜の最高気温が平年よりも高い値で推移するなど、暖かい日が続いており、春がそこまで来ているような感じだった▼春の訪れといえば、サクラの開花が待たれる。東京ではすでに満開になっていると報道されていた。自宅のサクラもまだつぼみの状態だが、いわきでの開花はいつごろになるのか、気になるところ▼2年9カ月ぶりに外回りに戻ってからのこの10カ月間は、毎日が過ぎていくのが非常に早かった。26年度がスタートした。復興に向け、極めて重要な年と位置づけられている。気持ちも新たに取材活動を通して、いわきの復興に向けた歩みを伝えていきたい。
片隅抄