「日本の復興を『いわき』から─第6回いわきサンシャインマラソン」が8日、日本陸連の公認コースで開かれた。フルマラソンを含む51部門で、約8600人のランナーがいわき路を駆け抜けた▼前回は大雪で中止となり、今回も天候が心配された。昼前から雨に見舞われ、多くのランナーを悩ませたに違いない。計測機器に不具合が生じ、フルマラソン以外の種目で完走証が発行されないという第3回大会に続くトラブルも▼ランニングポータルサイト「RUN NET」を見た。79人の投稿で総合評価は91・6点だった。大会運営や沿道の応援の素晴らしさを評価するコメントがある一方で、雨の中ゴール地点での更衣室の混雑や1㌔ごとの距離表示、記録証が出ないことなどについての指摘もあった▼今回、初めての雨天開催となり、課題も見つかったと思う。大会運営側はこうした意見も参考にしながら、改善点を見つけ出し、第7回の大会運営につなげてほしい。