選挙権が18歳に引き下げられてから初めての国政選挙となる参院選の投票が明日に迫った▼投票用紙に年齢は記入されないが、18歳・19歳という新しい価値観をもった若者の票が当落にどれだけの影響を与えるのか、総務省が分析する方針を固めたという▼自ら最悪の幕引きをしてしまった舛添前都知事の後任を決める立候補者選び。一時はアイドルグループ嵐の桜井くんの父親が担ぎ上げられた。固辞したが、もし出馬していたらどんな結果になるのか興味は尽きない。イマドキの10代は、あの桜井くんのお父さんだから…とAKBの選抜総選挙ぐらいの軽いノリで票を投じるのだろうか▼いやいや、そんなことはないだろう。日本の将来を支える若者たちをばかにしてはいけない。彼らの政治への関心は決して低くないと信じる。そのためにも、票を投じられる側は舛添さんのような醜態をさらすのはやめてほしい。手垢にまみれてない無垢な1票の行方はどうなるか。