暑い日が続いている。今年は残暑が厳しいと聞いているだけに、秋の訪れが待ち遠しい▼熱中症にも引き続き注意が必要だが、心配事がもう一つ増えた。九州地方の大雨被害とは一転、関東や東北南部は少雨で水不足が心配される。このままの状態が長引けば、飲料水はもちろんのこと農作物への悪影響も懸念される。県内はそれほどでもないが、関東ではダムの水位が下がり、節水への協力が強く求められることにも▼夏で水といえば海難事故が連想される。いわきも海開きが行われ、休日ともなれば涼を求める海水浴客で浜はいっぱい。自分の技量を過信して沖まで泳いで行ったり、アルコールを飲んでの海水浴はもちろんのこと、急激な天気の変化や土用波もあるだけに、十分に注意して海水浴を楽しんでほしい▼先月末で「夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動」は終了したが、夏休みで子どもたちが外で遊ぶ機会が増えるだけに、いつも以上に安全運転には心掛けたい。
