秋の交通安全運動が全国一斉に行われている。市内でも警察署、交通安全団体が中心となって、事故防止を訴える、さまざまな活動を展開している▼今回は「子供と高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、①夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗車中の交通事故防止②すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―などを重点目標に掲げている。日暮れが早くなるこれからは、歩行者は反射材を身に着け、自転車は早めの点灯を忘れてはならない▼今運動でもシートベルト着用の徹底が挙げられているが、毎回同じということは、裏を返せばシートベルト未使用者がまだ多くいるということだろう。特に、後部座席での未使用率が高いと。数々の実証実験でシートベルトの有効性が証明され、シートベルトをしていれば、命だけは助かったとはよく聞く話だ▼運動のスローガン「身に付けよう正しいルールと反射材」は、これからの季節にはピッタリだ。