青葉、若葉がまばゆい季節になった。冬場グレーだった山々も春のおぼろげな景色から、すっきりとした緑色に変化した。市内各小学校では、児童らの田植え行事も多くなっている▼ぐずついた日が続いたが、きょうは文字通りの「五月晴れ」。天気がよいと気分も違ってくる。さて、あすから「第3回いわき文化春祭り」がアリオス、平中央公園を会場に2日間開かれる。習い事に日々精進した市民らが作品展示、芸能発表する▼その数112団体・約1100人。書道、華道、三味線、民謡、合唱、フラダンス、詩吟など数多くの出し物が披露される。芸能発表の合間には、特別出演としてクラシック演奏、口笛コンサート、うたの講座なども催す▼まさに、いわき挙げての文化祭りといえよう。さわやかな陽気に誘われ、まちに繰り出す。精神衛生上にもよい。また近隣の市立美術館では「レオナール・フジタ展」も開催中。最終は28日、こちらにもお出かけを。