連日、暑い日が続き、いわきの夏間近かといったところか。今年は勿来、四倉に加え、薄磯海水浴場でも海開きが行われ、市内の観光業者を喜ばしている▼いわきの海岸線には、いくつもの海水浴場が点在し、波も穏やかとあって毎年、県内外から大勢の海水浴客でにぎわった。それが6年前の福島原発事故によって一転。海水浴が楽しめないばかりか、今も漁業規制が続いている▼徐々に海水浴ができる環境が整い、勿来、四倉に続いて今年から薄磯でも海開きとなった。今年の夏は長期予報によると、暑い日が多いと言われている。涼を求めて大勢の海水浴客がいわきの海を訪れることだろう▼その一方で、水の事故が後を絶たない。どうすれば事故がなくなるのか。何事にもルールがあるように、海水浴を楽しむにもルールがある。酒を飲んで海に入ったり、禁止区域での遊泳などはもってのほか。ルールを守っていわきの海を楽しんで。ごみの持ち帰りもお忘れなく。