この欄を担当していて気を付けることは、同じテーマにならないこと。しかし今回はあえて、以前にも書かせていただいたテーマで書こうと思う▼きっかけは「最近夜の田町、呼び込みが増えてきたね」と友人に言われたことだ。確かに以前にも増して多い。その大半がアジア系外国人で特に紅小路通りがひどい。いわゆる客引き防止条例が施行され、一定の効果はあったように思うが、完全ないたちごっこのようだ▼通りには常に数十人の客引きがいる。声をかけられないで通れることは無いと言っていい。仮に声をかけられなくても、その光景は異様で怖さすら覚える▼客の方から声をかけることもあるようだし、そんな状況も客引きを助長しているのかもしれない。四六時中取り締まりをするわけにはいかない事情を逆手にとり、法の目をくぐっている。夜の繁華街の賑わいもその街の文化の一つ。「安全で安心」が最優先されるべき。官民一体となっての解決を望む。