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片隅抄

2019.04.04

新元号が「令和」に決まった。マスコミ各社はこぞって、その名前にゆかりのある地名、人名を探すのに必死のようだ。そんな中、「平成」が発表された時のことを思い起こしてみた▼当時は入社3年目の駆け出しの記者で、翌月に控えた大喪の礼の取材準備に追われていた頃。発表される瞬間は同僚たちとテレビを囲み、なんとも言えぬ緊張感が漂っていたのを覚えている▼発表された瞬間、「ピンとこないなー」という声が聞こえてきそうな雰囲気があったが、抄者には、ちょっと違う感情があった。それは、当時いわきでは中学浪人が多く、そのための予備校の校章に「平成」と書かれていたからだ▼大学入試の小論文のテーマは「忘れ難いこと」だった。その予備校に通ったことによって、遅れは取ったが、同級生が2倍に増えた。決して無駄な一年では無かった。一生忘れない、と結んだ。新入生が新しい学び舎の門をくぐる時期だ。悔いのない学校生活を送ってほしい。

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