春先から続く新型コロナウイルスによる重苦しい空気も少しずつ緩和され、社会に動きが出てきた。外出、営業の自粛要請も解かれ、まちに繰り出す人も増えつつある▼こちらは大幅な就業規制はかからなかったが、夜の酒食などでは休業、時間短縮の店が多く都合の悪いこともあった。その分、テイクアウトもしてみたが味に飽きたり、食後の容器がごみとして増え、処置にも困った▼ 感染拡大防止のため、予定されていたイベントなどは中止、延期を余儀なくされ、今なお紙面作りに影響している。そんな中だが、寄せられる資料には市暮らしの伝承郷6、7月行事案内、いわき観光まちづくりビューローが25日実施する久之浜ウオーキングがある▼さらに7月26日には、いわき芸術文化交流館アリオス主催事業「落語会特別版」が催される予定。市内各施設での本格的な催し再開は、時間がかかりそうだがこの休館中に温めてきた企画を次に生かしてほしい。