仕事柄、様々な相談や、意見を求められることが少なくない。先日も、車線を規制して、警察は何をやっているのと言う問いかけから議論が始まった▼先週鹿島町で暴力団事務所に銃弾が打ち込まれた事件の関係で関連の組事務所を警察が警護していることだが、なぜ、税金を使って暴力団を守る必要があるのだろうと思ったと言う▼最悪の事態を想定して、一般市民を守るためと言うのが警察の言い分だろう。確かに、銃弾が打ち込まれたと言う事実がある以上警察の対応に問題はない。ただ、一般市民の感情はちょっと違う▼世間では、子供が虐待を受けているかもしれないと言う通報に、管轄外。ストーカー被害を訴えても被害がないと対処できない。そうしている間に何人の尊い命が奪われてきたことか。一方、警察の手厚い警護の中でぬくぬくと反社会的勢力は過ごしている。その矛盾はどう払拭されるのか。更なる法の整備をして暴力団の根絶を目指すこと以外道はない。