新型コロナウイルス感染対策からマスク姿が常態化しているが、この時期は花粉症もあってマスクが手離せない▼くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは、花粉症の4大症状と呼ばれる。花粉症とは無縁の抄子だったが、ここ数年春先になると目がかゆくなる。医者にかかるほどではないが、むずがゆい時がある。これにくしゃみ、鼻水などが加わるわけだから、花粉症の人はさぞかしつらいことだろう▼猛威を振るったオミクロン株がようやく収まってきたと思ったら、次は花粉の時期か。本紙天気予報でも、警戒を呼び掛ける花粉マークが連日載っている。いわきは全国でもスギ花粉の飛散量が多いところ。花粉対策をしっかりとして、ここはじっと我慢の時だ▼花粉症と重なるのが桜の開花。日本気象協会によると、熊本の3月21日開花を皮切りに、桜前線は北上を続け、市内の開花は来月1日を予想する。今年こそはコロナのない中でお花見を楽しみたいものだ。
片隅抄