2022.09.21

　長年、車を運転していると、何度か肝を冷やすような体験をしたことがある▼急に道路にボールが転がってきたと思ったら、すぐ後に子どもが飛び出してきたり。また、スマホを操作しながら自転車を運転していた学生が、突然道路にはみ出してきたことも。事故になればドライバーの前方不注意といわれるが、相手側も事故につながるような危険な行為は絶対に慎むことだ▼日没が早くなるのに加え服装も地味になるこれからの時期は、ドライバーにとって歩行者や無灯火の自転車などは発見しにくくなる。ましてや雨が降っていたり、街灯の少ない道では、さらに発見が遅れ事故が起きやすくなるのは確か。歩行者もドライバーも一層の注意が必要だ▼きょうから「秋の全国交通安全運動」が始まった。「横断歩道では必ず安全確認」をスローガンに今月30日まで行われる。「交通ルール守るあなたが守られる」は、車、自転車、歩行者すべてに通じるを肝に銘じたい。