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片隅抄

2023.02.28

この土地で作品を育てる ここから宇宙と対話する ここの人々と一緒に時代の物語をつくる。1994(平成6)年3月7日午後6時38分、全長5kmにわたる火薬の光が新舞子沖に走った▼新月の夜、暗闇の海に地球の輪郭が浮かび上がり、多くの関係者が息をのんだ。米・ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家の蔡國強氏(65)が駆け出しのころに〝第二の故郷〟いわきで手掛けた「地平線プロジェクト」は、当時のアートシーンに大きな痕跡を残した▼その衝撃から29年。押しも押されもせぬ現代美術界の巨人として世界を駆け回る蔡が6月、四倉海岸沖に代名詞ともいえる昼花火を打ち上げる。傍らには、もう一人の巨人〝いわき万本桜プロジェクト〟の志賀忠重氏(73)と、無名のころから蔡を支え続ける友人たちが立つ▼7年前、小名浜港を舞台に計画されるも諸般の事情で中止を余儀なくされた復興の昼花火のリベンジだ。今度こそ、実現に導いてほしい。

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