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片隅抄

2024.04.18

「南海トラフ地震は、おおむね100~150年間隔」(気象庁)。前回の地震として、1944(昭和19)年12月に起きた昭和東南海地震は太平洋戦争末期だったため、情報管制によって、現代にも被害があまり伝わっていない。当時の被災地では、語り継ぐ活動が行われている▼きのう深夜、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測する地震があった。すわ南海トラフ地震かと身構えたが、気象庁はマグニチュードが基準未満で、臨時情報は出ないことを明らかにした▼南海トラフ地震の被害は東日本大震災を超えるとされ、2013年の想定では、最大の死者・行方不明者は約32万3千人、全壊は約238万6千棟とされた。今後見直しを予定する▼昨晩の地震では、愛媛県の四国電力伊方原発の状況も気になった。3号機は運転継続中だが、異常はないと発表した。遠く四国の地震から、あらためて13年前の災禍を思い出した。大切なのは日ごろからの備えだ。

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