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片隅抄

2024.05.03

まばゆい新緑が目に映える季節になった。社の周囲の木々の葉も伸び、これまで見えていた近くの住宅を覆い隠している。さて、きょうから大型連休後半に入った▼昨年5月の新型コロナ5類移行に伴い、感染防止の措置も緩やかになったことから、いわき市内でも各神社の春季例大祭がにぎわいを見せている。「わっしょい」あるいは「せや、せや」と威勢のいい掛け声とともに神輿が繰り出す▼もっとも少子高齢化の影響からか祭典関係者は、担ぎ手不足に頭を悩ましているようだ。先日もある神社の神輿渡御を取材したが、地元では見慣れない顔の人たちが担ぎ手を務めていた。それでも地域を盛り上げるには不可欠な存在なのであろう▼いわきでは、お盆時期に「じゃんがら念仏踊り」が各地区で行われている。こちらは年少から高校生の踊り手もいることから、早い時からの文化伝承意識が大事と感じる。手をこまねいていると、後の祭りになってしまう。

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