混戦、いや乱戦か。9月1日告示―8日投開票の市議選に向け、立候補予定者説明会が11日に市文化センターで開かれたが、実に51もの陣営から関係者が出席した。全員が出馬するとは限らないが、定数37を考えるとその多さが分かる▼市議選にあたり、必要な書類や関係法令の取り扱いが示されたが、思わぬことでSNSに投稿され、炎上を招いてしまう事例も伝えられた▼選挙カーを巡っては道路交通法を順守した上で、候補者のシートベルトが免除されたり、通行禁止規定などが一部免除されたりする。駐車禁止ゾーンに停車をしての演説もできるが、一般の市民がどこまで理解しているかは未知数。ネットが発達した世の中、間違って拡散されてしまう可能性があると語られた▼ネットと選挙の新たな一面は、先般の都知事選でも見られた。ただ大事なのはどのような意見であれ、自分の貴重な一票の行使。前回市議選の投票率は44・77%。ぜひ足を運んでほしい。