７日は二十四節気の一つ「小暑」。この日から本格的な夏に向かうとされる▼ここ数年、夏の暑さは前倒し傾向にある。５月なのに全国各地で夏日が続出。６月も３０度を超える真夏日が相次いだ。昨年、一昨年と記録的な暑い夏だった。今年も体温超えの危険な暑さに気象庁は注意を呼び掛ける。市内でも４０度を超える日が現実味を帯びてきた▼今年は全国的に梅雨明けが早く、猛暑と水不足で今年の新米の出来が心配だ。これからは農家は田畑の水管理に大忙し。お盆を前にお墓の掃除や庭の草刈りもあって、屋外での作業が増えるだけに、熱中症対策が重要になってくる。こまめの休憩と水分、塩分補給は欠かせない▼夏場、気お付けたいのは熱中症だけではない。食中毒もそうだ。食中毒の原因菌は室温が２０度以上になると増殖を始め、温度が上がると増殖スピードが早まる。予防としては「つけない、増やさない、殺す」の３点。調理や食事前の手洗いもお忘れなく。
