市内の小・中学校では、約1カ月に及ぶ長い夏休みが終わり、2月期がスタートした▼通学路には子どもたちの姿が戻り、町には笑い声や友達との会話を楽しむ元気な声が響き渡る。楽しそうな子どもたちの姿を見ると、こちらも笑顔になってしまう。今年は暑い日が続き、家で過ごす時間が長かっただけに、子どもたちが地域に戻って来るのは大歓迎だ。そこで心配なのが交通事故▼特に、新入学児童は要注意。入学当初、警察官を招いて交通ルールを学んだものの、長い夏休みを過ごすことで気が緩み、せっかく覚えたルールを忘れてしまうことがある。そこで学校にお願いしたいのが、今一度、交通安全教室を開いてはどうか。交通ルールを学びなおすのだ。事故に遭ってからでは遅い▼ドライバーもこの暑さで注意力は散漫になりがちだが、ハンドルを握ったら気を引き締めて。子どもはいつ道路に飛び出してくるか分からない。通学路ではスピードは控えめに。