毎日の食事どき、父親が刺し身につける醤油、揚げ物にかけるソース、サンマに振りかける塩の量を、娘はじっと見ている。そして「ストーップ!多すぎ!」と警告の声がかかるのである▼心房細動と不整脈と診断されて1年半。一時は少し動くたびに息が切れ、呼吸が苦しくて夜眠れないこともあったが、治療のかいあって小康状態を保っている▼が、予断は許されない。酸素を運ぶ血液のめぐりを良くするために健康な血管でなければならない。予防策の1つが血管を収縮させる塩分の取りすぎに注意すること。成人が1日に摂取する塩分量は成人男性が7・5g以下、女性で6・5g以下とされる▼子ども時代は醤油かけご飯がおやつ代わり。長じてもラーメンのスープを全部飲み干し、好物は激辛塩鮭の茶漬け、カレーにはたっぷりのソース。それが今では買い物のとき、食材に含まれる食塩量を必ず見る。食パンに意外と多かったりと発見も多い。いい習慣にしたい。