持病の腰のヘルニアが悪化し週末になると温泉通いを続けた。足がしびれ歩行も困難に。天然ラジウム泉が効果的だと聞いては遠出することも。結局は湯治するだけの余裕もなく一時しのぎの連続で、痛みが引くまでひどく時間がかかった▼今も都合が合えば温泉に浸かる。よく足を向けるのは双葉か、北茨城市。神経痛や冷え性に効果があるとされる塩化物泉で心身のリフレッシュにも随分と役立っている▼では地元のいわき湯本温泉郷はどうか。足湯は頻繁に浸かっているが、日帰り入浴はごく『まれ』。何と非国民なのかと自らを責めていたところ、地元の温泉に浸かったことがない児童がかなりの数いることが、旅館協同組合の幹部のヒアリングで分かったのだという▼これは由々しき事態だ。組合では「温泉の日」制定を目指し、次世代に繋ぐための取り組みをスタートさせる。小学生以下の日帰り入浴を期間限定で無料に。我々大人も積極的に入りに行かねば。