日本自動車連盟(JAF)によると、深さ30cm程度の冠水した道路でも車両の走行に影響を与えるという。さらにタイヤが完全に水につかる深さ60cm以上では、ドアが開かなくなってしまう▼一見すると、道路が冠水しているか分からない場合がある。いわき市を7日に襲った大雨でも、鹿島町米田の市道アンダーパスで2台の車が水没し、残念ながら1人が亡くなった▼県は「冠水危険箇所」を公開しており、市内では21カ所が指定されている。今回の「米田アンダーボックス」も含まれており、改めて日頃からどういう場所が危ないかを調べておく必要がある。冠水する場所は意外に多い▼全国的に豪雨被害が相次いでいるため、万が一車両に取り残された場合への備えも周知されている。国土交通省は、窓ガラスを割って逃げる「脱出用ハンマー」を車に備え付けるよう呼びかける。何事も平時から準備しておくことが求められる。大雨が降るのはもはや当たり前の環境になった。