海の街の小さなお菓子屋 ひとさじ

　空にとけ込むようなブルーの外観の「ひとさじ」。東日本大震災で被災したふるさとを元気づけようと、パティシエの関口勉さん、調理師の美羽子さん夫婦が２０２１（令和３）年６月に県道小名浜四倉線沿いにオープンさせた。看板商品のカヌレのほか、旬のフルーツをたっぷり使ったケーキ、記念日を彩る華やかなデコレーションケーキも話題だ。

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　そして、店頭に夏（５～10月）限定で登場するテイクアウトグルメが、ひんやりおいしいミニパフェ。オリジナル配合のソフトクリームは濃厚なミルク感を残しながらもさっぱりした食後感で、「量が多い割にさっぱり食べられます」と美羽子さん。その人気パフェのラインナップに今シーズンは、手作りのレモンソースを添えた「レモンソフト」（税込５２０円）が加わった。冷たくてさわやか、猛暑の疲れもリフレッシュできそう。海でたっぷり遊んだ後にもぴったりの一品だ。
　今期はレモンソフトをはじめ、旬のレモンを使ったレモンフレーバーがイチ押しだそうで、カヌレやケーキ、サブレにもレモン味が一気にデビューしている。レモンカヌレは注文後にソースを注入してくれるのがうれしい。