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10月25日ニュース

大野中最後の文化祭「御城祭」 在校生3人が堂々演劇披露

在校生3人が堂々演劇披露
本年度いっぱいで76年の歴史に幕を下ろす、四倉町玉山の大野中(渡辺文暁校長)。来春卒業を迎える3年生の大和田美海(15)、荻琉心(14)、高木結衣(同)さんが教職員や地域の人々、市民劇団、いわき芸術文化交流館「アリオス」などの協力で作り上げた演劇が22日、最後の文化祭「御城(みじょう)祭」で披露された。3人は支えてくれたすべての人々への感謝の気持ちを胸に、堂々とステージに立った。
劇のタイトルは「坂を登れば」。大和田さんたち3人は、長い坂道を登り高台の同校に通っていた卒業生たちにインタビュー。集めた学校生活の思い出などをもとに、夏休み中に短いストーリーを作り、それらを永山さんが台本にまとめた。2学期に入ると、3人と「劇団ごきげんよう」のメンバー、教職員は本番に向けて連日のように練習を重ねてきたという。
3人は20歳になった大野中の同級生3人組を演じ、そのうちの1人が謎の人物に思い出を奪われ、残った2人は地域の人々が語る学校での思い出などから記憶を取り戻そうとする、という物語。記憶を呼び覚ますため、出演者と来場者が一緒に校歌を歌う場面も。来場した地域住民は「卒業して何十年も歌っていなかったが、ピアノの前奏が聞こえてくると、自然と歌詞を口ずさんでしまうものだね」と感慨深げだった。


いわきタクシー最新大型バスを導入

最新大型バスを導入
全国的に大型バスによる死傷事故が相次いでいる中、利用者の安心・安全をより確保するため、いわきタクシーグループ(門馬成美代表)では、大型バス2台を導入した。いずれの車両にも自動ブレーキなどの最新装置が備えられ、鹿島町走熊の報徳バスと、郡山市の報徳観光バスに配置される。新型コロナウイルス感染症の影響で、貸切バスを取り巻く環境が厳しい中でも、地元の足を支えるためたゆまぬ努力を見せる。
大型バスの事故が全国で続いている。8月に愛知県名古屋市の名古屋高速で、空港連絡バスが中央分離帯に接触・横転。車両は炎上し、死者2人・負傷者7人を出した。13日には静岡県小山町で、日帰りツアーの観光バスが横転して1人が亡くなったほか、35人が重軽傷を負った。
報徳バスの佐藤慶直代表取締役は「大型バスを不安に思う方がいても仕方がない。このバスには非常に制動が強い排気ブレーキが備わっており、事務所ではリアルタイムに状況が把握できる」と強調する。


いわき産米使用スイーツ人気 マルト、ふたば未来学園高開発

いわき産米使用スイーツ人気
マルト(本部・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)とふたば未来学園高(双葉郡広野町、郡司完校長)が共同開発した新感覚スイーツ「全米(ぜんべい)タルト~どこまでもお米なタルト~」が平のマルトSC尼子店で販売され、スイーツ好きの話題となっている。
同社は昨年12月から、同校の生徒の意見を取り入れた県産農林水産物使用の商品開発に取り組んでいる。今回は〝小麦粉アレルギーを持っている人でも問題なく美味(おい)しく食べられるスイーツ〟をテーマに考案し、三和町の洋菓子店「パティスリーペール・ノエル」のパティシエ永久保大樹さん(37)の協力を得て作成した。
パリッとした触感のタルト生地と、クリーム、クレープには、小麦粉の代わりに本市産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki(いわきライキ)」の米粉が使われ、8層のクレープの間に本市産イチゴのジャムとカスタードを交互に挟んだ。さらにその上からはたっぷりのイチゴチョコレートも。
25日までの限定販売だが、同社によると客の要望があれば再販を検討していくという。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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海産物加工品の製造販売 丸市屋

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