社告 分社化のお知らせ
弊社は昭和21年2月の創刊以来、本年で78年を迎えておりますが、11月1日から新聞、不動産事業を2社に分割する新体制に移行いたします。
現在のいわき民報社は不動産事業を担う「並木」に名称を変更し、野沢達也代表取締役社長(59)が引き続き社長を務め、新聞事業は新たに立ち上げる「いわき民報社」が承継し、鈴木淳専務取締役(64)が代表取締役社長に就任いたします。題字の「いわき民報」はそのまま、購読料金※、営業広告、販売システムは変更いたしません。
新会社設立に合わせ、11月1日から新聞事業の本社機能を現在の平字小太郎町から「いわき市常磐上矢田字叶作13の3」に移転いたします。
今後も創業者発刊の辞「『言論の自由』と『公正な報道』に立脚し、地方文化の発展と平和産業の助長に微力を尽くす市民の公器たらんこと」を守り社員一同、精励いたす所存ですので、より一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
【新社長】鈴木淳(すずき・あつし)日本大卒。昭和55年、いわき民報社入社。報道部社会部長、営業局長、常務取締役を経て、平成28年から専務取締役。
JR東日本水戸支社 ホテルB4T、商業施設 エスパル 来年1月15日、オープン
JR東日本水戸支社は26日、いわき駅南口=平字田町38の16ほか=に建設中の同駅直結「ホテルB4T(ビーフォーティー)いわき」、商業施設「エスパルいわき」について、来年1月15日に開業することを発表した。延べ床面積8800平方㍍のうち、ホテルは10階建て227室(6100平方㍍)を備え、3階に位置するエスパル(2700平方㍍)にはテナント3軒が入居する。宿泊予約は来月15日から、公式ホームぺージで受け付ける。
施設のうち、ホテル客室は4~10階で、タイプ別に①シングル113室(料金6000円~)②ツイン15室(同1万4000円~)③ユニバーサル2室(同1万7000円~)④デラックスツイン1室(同)⑤キャビン(個室)タイプ96室(同3800円)の全227室。室内には①シャワーのみ、トイレ付、加湿器②~④バス・トイレ別、独立洗面台、空気清浄機⑤専用ラウンジ、シャワーブース・トイレ供用になっている。
新システムとして、同社発行のIC乗車券「Suica(スイカ)」を事前登録し、スマートフォンと活用することで宿泊予約、チェックイン、チェックアウトまで一連の手続きがスムーズに完結できるのも特長。
商業施設「エスパルいわき」は仙台、郡山、福島、山形の4市に続く5店舗目。現在、「(仮称)ハワイアンズ直営レストラン」「大川魚店」「NewDays」の3店が入り、飲食や土産物購入、コンビニとして利用できる。今後は来年の開業までに16店舗用のスペースに11店をオープンさせたいとする。
合わせて、運営会社の仙台ターミナルビルでは、地域活性化のため市内観光名所や飲食店を紹介する「いわき平時空マップ」の設置、地元高校生による駅周辺をテーマにした地域課題探求学習「いわき発見ゼミ」や大学生、平商店街との「いわき平のまち 魅力発見プロジェクト」の実施、オリジナルスイーツ「くるいわき」の開発にも取り組んでいく。
詳細は、B4Tブランドサイト=https://www.hotel-b4t.jp/、ホテルB4Tいわき公式サイト=https://www.hotel-b4t.jp/iwaki/=まで。
10月30日とよまの灯台文化祭を開催
とよまの灯台倶楽部(小野陽洋部長)主催の「とよまの灯台文化祭」が10月30日、塩屋埼灯台および周辺で開かれる。時間は午前9時~午後4時。参加無料。小雨決行
いわきのシンボル゛塩屋埼灯台゛を愛好する市民や団体、福島海上保安部でつくる同倶楽部による2年ぶりの文化祭。今回は「ガイドツアー」と題し、灯台周辺に自生する植物、生息する昆虫、鳥類などの自然環境ほか、関連する歴史・文学、灯(あかり)の仕組み、東日本大震災当時の状況を案内人から学び、体感する。
地元ゆかりの演歌歌手ライブ、工作教室、豊間地区と長年交流を続ける西会津町の物販販売も同時開催する。各会場は雲雀乃苑、駐車場、灯台および中腹付近で、時間は随時になる。問い合わせは、同倶楽部(担当・坂本博紀さん)=電話080(6005)0989=まで。
【購読料改正のお知らせ】いわき民報社は2023年8月1日から、月ぎめ購読料を2150円から2500円(税込み)に改定いたします。1部売りは現行通り130円です。