第67回いわき回転櫓盆踊大会「回転櫓児童の絵」審査会が先ごろ、内郷商工会館で行われた。同実行委員会主催。
内郷地区の「夏の風物詩」として、地域の人々に親しまれており、今年は3年ぶりの開催となった。同展は、伝統的な同大会をより多くの子どもたちに知ってもらい、次世代に継承しようと実施されている。同地区の小学5年生の〝夏休み恒例の宿題〟として、祭りのにぎわいを鮮やかな絵の具などを使って1枚の画用紙に描き出した。
本年度は綴、内町、御厩、宮各小の子どもたちの力作51点が集まった。市立美術館の平野明彦特任学芸員、斎藤祐二同実行委員長らが審査員を務めた。このうち、時代を象徴するマスクをつけた来場者、人の動きや櫓の細部にこだわった、御厩小の鈴木愛彩さんの作品が最優秀賞に選ばれた。鈴木さんの作品は、来年度の同祭りのポスターに採用される。
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