東日本国際大(中山哲志学長)の令和4年度秋学期「人間力育成講座」外部講師講演会が11月30日、平鎌田の同大1号館で開かれ、オンラインを含めて1、2年生約200人が聴講した。
講師は、父親が四倉町出身といわき市にゆかりのある、北海道日本ハムファイターズの上沢直之投手(28)が務めた。「逆境に負けない生き方」の題で、これまでの野球人生を振り返りながら、「何かを始めるには何歳からでも遅くない。挫折しても別の目標の手助けになるので、挑戦を続けてほしい」とチャレンジ精神の大切さを伝えた。
入団後のプロの厳しさや、プロ初登板から3連勝を飾った喜びのほか、投球を指導した二刀流メジャーリーガーとして活躍する大谷翔平選手(28)、新庄剛志監督(50)とのエピソードも披露した上沢投手。今後については「プロとしての平均寿命を超えることに不安はあるが、どこまで選手生活を送れるかが楽しみ」と締めくくった。
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