サッカー・明治安田J2リーグの第4節として、16位のいわきFCは9日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、19位のサガン鳥栖を迎え撃ち、1―1で引き分けた。通算成績は3分け1敗の勝ち点3。順位は前節より1つ落とし、20チーム中17位に付けている。次節は15日、アウェーの藤枝総合運動公園サッカー場(静岡県藤枝市)で、12位の藤枝MYFCと対戦する。キックオフは午後2時。
試合は前日夜から当日未明にかけての降雪の影響が心配されたが、いわきのスタッフが総出でピッチの雪かきを行ったため、予定通りに開催できた。
いわきは序盤から主導権を握る場面があったが、前半38分にオウンゴールから先制を許す。1点ビハインドの後半6分、MF鵜木郁哉(23)がペナルティーエリア左からマイナスにクロスを上げると、MF大西悠介(23)がペナルティーアークで受け、そのまま右足を振りぬいて同点に追いついた。大西の得点はJ2でクラブ通算100得点目。
その後も一進一退の攻防を繰り広げるが、追加点は奪えず。今季初勝利はまたもや持ち越しとなった。
Jリーグ初得点となった大西は「いいポジショニングが取れたことが得点につながった。意図的にあの場所に入っていけた」と振り返る。ボランチとして起用される中で、「守備には手ごたえがあるが、きょうはセカンドボールを拾われることが多かった」と述べ、試合中にコミュニケーションを図って修正したと明かす。
中盤として攻守のかなめに立つ一人として、コンディションも良いという大西。再びトレーニングを重ね、次こそサポーターに勝利を届けると力強く語った。
(写真:同点弾を決めて笑顔を見せる大西)
いわきFC
いわきFC ホームで鳥栖に1ー1 先制許すも大西同点弾「次こそ勝利を」
