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新春恒例「はしご乗り」披露 太夫たちが鮮やかに妙技繰り出す
令和5年市消防出初式が7日、いわき芸術文化交流館「アリオス」大ホールで開かれた。新型コロナウイルス感染症対策のため縮小して開催され、約220人が出席。今年1年の無火災・無災害を願うとともに、消防活動への士気を高めた。
式典に合わせ、はしご乗り行事保存会主催の新春恒例「はしご乗り演技」が行われ、市消防団第1支団第1分団、第5支団第3分団の団員14人が太夫となり妙技を披露した。
このうち平字三崎の平中央公園では、高さ約5・5mのはしご3基の下に、演技前から多くの市民らが集まり、太夫たちは鮮やかに「鯱(しゃち)」「八艘(はっそう)」「遠見」「腕だめ」などを繰り広げた。
見物する市民らは、掛け声とともに次々と披露される技に歓声を上げ、拍手を送りながら今年1年の無火災を願った。