いわきＦＣ ホーム山形戦はスコアレスドロー ５戦負けなしで勝ち点１手に

　サッカー・明治安田Ｊ２リーグの第６節として、６位のいわきＦＣは２４日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、１３位のモンテディオ山形を迎え、０－０で引き分けた。リーグ戦は５戦負けなし。通算成績は２勝３分け１敗の勝ち点９で、順位は２０チーム中７位に付けている。
　いわきにとっては今季最初の東北ダービーとなり、９日以来のホーム戦。前半のキックオフ直後から山形ゴールに迫り、ＤＦ嵯峨理久（２５）の左サイドからのクロスに、ＭＦ西川潤（２２）が反応してシュートを放つもゴールの上へ。
　６分にはコーナーキックを起点に、ＭＦ山下優人（２７）がゴール前にクロスを上げ、ＦＷ近藤慶一（２２）がこぼれ球を頭で合わせたが、相手ＧＫに阻まれてしまった。
　一方で山形が反転攻勢に出る中、ＧＫ立川小太郎（２７）が立て続けにファインセーブを見せ、先制点は許さなかった。後半も好機を生かせず得点には至らなかったが、失点することなくスコアレスドローで試合を終え、勝ち点１を手にした。
　田村雄三監督（４１）は試合後、今季の１クール６試合で勝ち点９以上とする目標が達成できた点を評価し、「５連戦の最後、勝ち点１を取れたことはプラスにとらえている」と強調。選手たちの練習と休息、睡眠、食事といったルーティンを大切にしながら、引き続き勝利を目指していくと語った。
　次節は３０日、アウェーのソユースタジアム（秋田県秋田市）で、１２位のブラウブリッツ秋田と対戦する。キックオフは午後２時。
　（写真：前半６分、近藤が頭で合わせた先制点のチャンス）