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20日は1年で一番寒い「大寒」 小川町では越冬中のコハクチョウ羽休める
20日は二十四節気の一つ「大寒」。1年のうちで一番寒い時期とされる。福島地方気象台によると、20日の小名浜の最低気温は3・6度(午前0時8分)で、平年を4度近く上回った。朝もしのぎやすかったが、再び寒気が入り、夜は雨か雪で冷え込みが強まる見込み。
寒い日が続く中、小川町三島地区の三島橋付近を流れる夏井川では、シベリア地方から越冬中のコハクチョウの群れが羽を休めている。長年コハクチョウの世話をする小川町の村上孝行さん(75)によると、今シーズンは例年通り昨年10月15日に初飛来。その後、群れが拡大し、現在は250羽ほどが定着しているという。
白鳥たちは厳冬期を抜け、春になると、再びシベリアへ旅立つ。例年3月半ばごろの北帰行が始まるで、同地の「白鳥ふれあい広場」でその優雅な姿が楽しめる。