勿来バイパス工事に向けて ７日から四沢交差点の車線・位置が変更される

　国道６号「勿来バイパス」（延長４・４ｋｍ）のうち、勿来町四沢の四沢交差点が７日午前１０時から車線・位置が変更される。国土交通省磐城国道事務所が１日に発表した。
　勿来バイパスは勿来町四沢―茨城県北茨城市関本町間に整備され、茨城・福島県境の津波浸水区間の回避と、国道６号常磐バイパスの渋滞緩和などを目的に、平成２７年から事業化された。
　変更後は、水戸方面から仙台方面に向かう右折レーンの延伸、仙台方面から勿来・水戸方面に向かうための右左折レーンが分離されるため、従来に比べて車両通行がスムーズになり、渋滞緩和の利点があるという。
　変更車線側は２車線対面通行になるが、仙台側は勾配が２カ所あり、信号確認の視野が狭くなる。このため同事務所では、速度抑制対策の路面整備、最徐行を促す看板設置など、事故防止の徹底とドライバーへの安全走行を呼びかけている。工事終了時期は現時点では未定。