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植田町のベーカリーでノロウイルス 園児ら142人に症状
市は15日、植田町のパン店「ボンジュール大平」の卵サンドやハムサンドなどによって、少なくとも142人の集団食中毒が発生したと発表した。
同じパンを食べた幼稚園児や保育園児に加え、成人のグループから、嘔吐や下痢、発熱といった症状が確認されており、検査の結果、ノロウイルスが原因と断定された。ほとんどが軽症で済んでいるが、発症者のうち、成人女性1人が入院した。現在は快方に向かっている。
このため市保健所は、ボンジュール大平について、15~17日の3日間の営業停止処分を科した。なお13日から営業を自粛している。
市保健所によると、市役所の関係部局が13日、「複数の市内幼稚園・保育所で9~10日、パンを食べた後に嘔吐や下痢などの症状が出ている」と報告し、直ちに調査を開始して、集団食中毒であることが判明した。