世界的に活躍する、いわき市出身のラテンダンサーで、小島町のレンタルスタジオ・ダンス教室「プリンセス・アイ」を主宰するドニー坂本さんと、妻でダンスパートナーのJUNKOさんが、31日にドイツで開幕する「2023WDSF(世界ダンススポーツ連盟)シニアⅢラテン世界選手権」に出場する。
ドニーさんはダンサーとして、2012年の英・ロンドンインター選手権で日本人初優勝を果たすなど、常に一線級で活躍してきた。さらに、いわき市の小学生にダンスを指導するなど、地域貢献活動にも尽力している。
競技ダンスの年齢別カテゴリーで、目覚ましい成績を残してきたが、今年からは日本人初の世界王者を目指し、「シニアⅢ」(年内に55歳以上と50歳以上)に参戦する。
ドニーさん夫妻は、内田市長に大会出場を報告し、「ヨーロッパ文化の中での日本人のダンスの歴史を変えていけるよう挑戦していきたい」と意気込んだ。また内田市長は、夫妻が持参した横断幕にメッセージを書き込んで健闘を祈った。小野邦弘市議が同席した。
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