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霜被害から農産物守れ 市に対策本部設けられる 情報発信や被害対応へ

 市は5日、晩霜(おそじも)による農作物被害の未然防止を図る「市防霜対策本部」(本部長・藤城良教副市長)を市役所農林水産部生産振興課内に設置し、入り口に看板を取り付けた。期間は5月31日まで。
 副本部長の渡辺伸一郎市農林水産部長、佐藤不二夫同次長が対策本部の看板を掲げ、周知した。渡辺部長は「県などと連携を密にし、事前の情報提供、発生した場合の迅速な対応に努めたい」と話した。
 同本部は毎年、晩霜の発生する晩春から初夏期に設けられ、県やJA福島さくら統括センターなど関係機関と連携しながら、注意情報の発信、降霜状況の把握、被害対応といった農家経営の安定に対応している。昨年も同期間中に設置し、霜注意報発表11回、晩霜1回があったが、農作物の被害はなかった。
 仙台管区気象台が3月9日に発表した1カ月予報では、平均気温は平年に比べ高く推移すると見込んでいる。いわき市の農作物生育状況のうち、平年に比べ15日早く、3月13日に梨(なし)「豊水」の発芽が確認されるなど、開花時期での低温に注意を払っている。

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