1等と前後賞合わせて7億円が当たる「サマージャンボ宝くじ」の販売が4日、全国一斉に始まった。〝大黒様の宝くじ〟として知られる平一町目宝くじセンター(鈴木久仁夫代表取締役社長)では、朝から30人ほどが列を作り、夢を買い求めた。
発売に先立ち、販売窓口正面の大黒様を祀(まつ)っている社では、大國玉神社(平菅波)による神事が執り行われ、購買客が見守る中、鈴木社長をはじめ関係者が願掛けを行った。
午前10時に販売が始まると、次から次へとまとめて宝くじを購入する姿がみられた。列に並んだ市内の40代女性は、20年ほど前から同センターに来ているといい、「もし当選したら、新築の家や車など、家族のために購入したい」と大きな夢を描いていた。
1等5億円は24本、前後賞の1億円は48本用意され、1等2千万円、前後賞500万円の「サマージャンボミニ」も併せて発売された。販売は8月4日までとなり、抽せん日は同18日。
ニュース