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なでしこジャパン 千葉選手(平出身)頑張れ! スペイン撃破で決勝Tへ
オーストラリアとニュージーランドが共催する「サッカー女子ワールドカップ(W杯)」で、3大会ぶりの世界一を目指す日本代表「なでしこジャパン」は7月31日、ニュージーランドのウェリントンで、1次リーグC組の最終戦を迎え、スペインに4―0と快勝した。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで、日本は11位、スペインは6位と格上相手の試合となったが、堂々の戦いを見せた。日本はすでに1次リーグ突破を決めていたが、3連勝で首位通過を果たした。
この試合では、いわき市平出身で、女子プロサッカーWEリーグ「ジェフユナイテッド市原・千葉レディース」のFW千葉玲海菜(24)の出場機会はなかったが、父・秀樹さん(53)、母・茂代子さん(50)が、ニュージーランドに駆け付けて声援を送った。MF遠藤純(23)=白河市出身、米国エンゼルシティー=の父・淳さん(58)らと一緒に、熱戦の様子を見守った。
秀樹さんは「フォワード陣の調子がいいので、なかなか玲海菜の出番がないですが、強豪スペイン相手に、小さなチャンスを生かした好プレーの連続で、スタジアムは大いに盛り上がっていました」と現地の興奮を伝えてくれた。
スタンドには千葉を応援するサポーターもいたとあって、「玲海菜ファンもたくさんいて、とてもうれしかったです」と喜びを見せた。その上で「破竹の勢いのなでしこジャパン。優勝目指して頑張ってほしい」と力強く語っている。
日本は5日、決勝トーナメント1回戦として、1次リーグA組2位のノルウェー(FIFAランキング12位)と対戦する。キックオフは午後8時(日本時間同5時)。