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市立美術館「古代エジプト美術館展」 入場者2万人達成

 平の市立美術館で開催中の「古代エジプト美術館展」(20日まで)の入場者が3日、2万人を達成した。記念の2万人目は、岩瀬郡鏡石町の自営業小板橋修さん(49)、妻・雅美さん(48)、長男・京介さん(21)の一家と雅美さんの母で、郡山市の影山ハルエさん(75)。同館2階の会場入り口前でセレモニーが行われ、杉浦友治館長から同展の図録、次回企画展招待券などが贈られた。
 小板橋さん一家は、大学生の京介さんの夏休みを利用し、影山さん宅に帰省していたところ、同展が話題になり、早速4人で足を運んだという。京介さんは「特に母が見たいと希望していた。いい機会なので貴重な展示品をじっくり鑑賞したい」と感想を述べた。
 過去に同館で2万人を超えた企画展は、1994年度の「鳥山明の世界展」(4万8554人)、2018年度の「エリック・カール展」(3万6365人)、1997年度の「シャガール展」(2万6381人)、2017年度の「魔法の美術館」(2万4975人)、00年度の「ボルドー美術館展」(2万4930人)、1984年度の「ピカソ展」(2万4458人)、2019年度の「蜷川実花展」(2万2839人)、12年度の「ホノルル美術館所蔵 北斎展」(2万2712人)、15年度の「ぐりとぐら展」(2万2597人)、22年度の「がまくんとかえるくん アーノルド・ローベル展」(2万2117人)、20年度の「リサ・ラーソン展」(2万12人)。
 今回の入場者記録について、杉浦館長は「多くの方が熱心にご覧になっているのを見て、開催して良かったと思う。展示物を見て、記憶に残ったことを大事にしてもらえれば幸いです」と述べている。
 【訂正】2万人を超えた企画展に抜け・誤りがありました。(8月16日追記)

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